Vol.0312020.06
「多職種で協力が出来る環境」
職種:
作業療法士
勤続年数:
3年3ヶ月

回復期で1年経験し、現在は生活期にて学ばせて頂いております。回復期と生活期では、リハビリ介入時間が圧倒的に違います。そのような中では、生活場面でのリハビリをどのように導入していくのかが課題になります。

当施設では、利用者さんの“自宅に帰りたい”思いをどのように実現できるのか、多職種で模索、協力が出来る環境です。介護職の視点からアドバイスをもらうことで、トイレ動作が自立に繋がった事例がありました。チームの協力が利用者さんの自信に繋がり、さらに自主練習に励む姿が見られることは、私自身のやりがいともなっています。

先日、退所された方の近況報告を伺う事が出来ました。夜間の屋内歩行では転倒が予想され、ポータブルトイレを設置した環境での自宅退所を提案し、退所となりました。約半年経過し、現在ではポータブルトイレの必要が無くなるほど安定されているとのこと、大変嬉しく、携わる機会があったことに感謝の思いです。