攻めのリハチーム
すなわち、逆ピラミッド体制でチーム医療を推進管理することです。決して、俺に従えというピラミッド型ではありません。治療が順調な時には医師は寡黙であり、順調に行かない時にこそ治療方針の修正等のリーダーシップをとります。
このため、治療方針は医師が原疾患の病態を的確に評価した上で、全身管理を担当し、攻めのリハビリテーション・プログラムをチーム医療で決定して実践します。看護師、介護福祉士、歯科衛生士、管理栄養士、薬剤師とソーシャルワーカーが患者さんの生活と健康をしっかり支え、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士が卓越したリハビリテーション訓練を実践します。
と考えています。私達は職員が元気で健やかに働くことができる環境が患者さんを回復させると考え、職員の笑顔とともに、卓越した治療力(臨床力)、チーム医療への教育力、まだ解明されていない治療への研究力の実践を3本柱に進めます。
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- 医師の高い専門性
- 医局医師は、リハビリテーション専門医・指導責任者のほか、脳神経外科専門医、脳卒中専門医、整形外科専門医、認知症専門医、総合内科専門医、呼吸器専門医からなり、脳ドッグ学会評議員や脳循環代謝学会評議員としての脳神経画像病態生理学的解析にも強みを有し臨床研究を進めています。非常勤体制では、循環器専門医、消化器専門医と外科専門医の支援体制があり、内部疾患の廃用症候群に対する臨床研究も進行中です。さらに、認知症治療も積極的に実践し、複合施設内の介護老人保険施設「ライフサポートねりま」への入所の上で、関わり方・環境整備・内服調整の3本柱で症状を軽快させ、住宅復帰を実践しています。
- 世界にも貢献する研修体制
- 若手医師やリハビリテーション研修希望医師にも、臨床力・教育力・研究力が養える総合的なリハビリテーション医療研修体制を整備しております。そして、各職種の指導研修体制も高い専門性が身につくように整える一方で、日本全国やアジア諸国の医療関係者のリハビリテーション教育研修指導の一助も担い、練馬区の地域貢献のみにとどまらず、大泉学園から日本全国、そして、アジア諸国への現場力と科学で世界貢献を実践する医局でありたいと考えています。