Vol.0532022.10
「多職種間の連携について」
職種:
理学療法士
勤続年数:
1年

私はねりま健育会病院に入職し、6月頃に初めて患者さんを担当させて頂きました。初めはリハビリ拒否が強く、ベッドから離床して頂くのも困難でした。上手な声のかけ方、促し方などが分からない状態の中で、PT・OTの先輩方からアドバイスを頂いたり、介入時にNsさんと協力して離床を促したり、患者さんの好きなことや興味のある情報をチームで共有しリハビリの時間に患者さんと話したりなど試行錯誤を繰り返しました。徐々に患者さんと関わるうちにセラピストの名前を憶えてくださったり、話をしていく中で笑顔が増えていきました。リハビリを進めていく中で、ADLは屋外フリーハンド歩行見守りレベルまで向上し、無事に退院して頂くことができました。

初めての患者さんを通して、チームで患者さんについて情報を共有し、チームの一員として関われたことに仕事のやりがいを感じました。また、リハビリの時間のみではわからない部分を病棟内や外部からの情報があることで、より深く患者さんを知る事ができました。今後も多職種との連携を密にとり、チームの一員として患者さんにより良いリハビリテーションを提供できるように精進したいと思います。