Vol.0462022.02
「はじめて回復期病院で勤務して感じたこと」
職種:
看護師
勤続年数:
11ヶ月

私は以前、急性期病院で5年間勤務してきた。緊急入院や急変、さらにはコロナ禍ということもあり、患者さんとゆっくりと話をすることが叶わず、ただひたすら業務をこなすことが多かった。当院では、様々な生活背景にある患者さんとその家族とじっくりと向き合うことができ、回復してそれぞれの退院先へ退院されていく患者さんをみることができ、達成感とやりがいが感じられる。特に、プライマリー制度がしっかり確立されており、多職種1チームとなって患者さん一人一人試行錯誤しながらアプローチができるのは、自分自身の成長にもつながると感じた。

今まで急性期病院では、時間をかけてよくなっていく患者さんをみることはあまりなかったため、当院で日々ADLが拡大し、入院時はできなかったことができるようになっていく患者さんを目の当たりにし、自分が励まされるような気持ちに何度もなった。

6年間看護師として勤務してきたが、当院は多職種が互いに新しい刺激を受けながら働くことができると感じた。これからも他職種と協力しながらよりよいその患者さんとご家族にとってよりよい、個別性のある看護を提供できるよう自分の学ぶ姿勢を崩さず、日々様々なことを吸収していけたらと思う。