Vol.0122018.09
- 「患者さんの尊厳を尊重した介護」
-
職種:
看護師勤続年数:
1年 -
リハビリ病院では、全介助の重症な患者さんにトイレ誘導を行います。重症な患者さんはオムツ内に失禁をしている方がほとんどです。認知症の患者さんでもオムツ内失禁は嫌うことだと思います。また、オムツのお世話をされるようになるぐらい自分は悪い状態になってしまったんだと失望感を感じます。
トイレで排泄を行うということは患者さんにとって、とてもいい影響を与えると考えます。成功体験を実感することにより、患者さんは健康だったときのことを思い出せます。また、回復しているんだという実感がわきます。認知症の患者さんは忘れていた尿意、便意を思い出してくれます。
介助をした私たちも患者さんがトイレで排泄を行ってくれるとうれしく思い、自分もリハビリに携わっているんだということを実感しやりがいを感じます。これからもトイレ誘導を行っていき、患者さんに良くなってもらうよう看護をしていきたいと思います。