元々他職種であり、老健での職務に不安があったものの、同僚や諸先輩方の指導の下、現在は老健勤務5年目になります。

様々なご利用者が生活をする老健において、リハビリを行うにしても、毎日を楽しく過ごすためにも、まずは健康であることが第一だと、入職して真っ先に感じました。その矢先、新型コロナウイルスパンデミックによる、クラスターの発生でした。2年目の時に前任者から感染委員を引き継いですぐの出来事であり、感染への知識や対応が不足しており、右往左往する毎日だったのを思い返します。

新型コロナ感染を通し、感染への関心や学ぶ機会も増え、当施設としても感染対策に力を入れたことから、研修にも多く参加させて頂きました。数々の研修で感染対策の方法やマニュアル整備の重要性に気付くことが出来、それを実践する機会も多くありました。

感染拡大することで、ご利用者や職員への健康被害がどれだけあるのかを身に染みており、そうさせないための対策を組織として実践していくことが、自身の使命であり、老健で感染拡大しなかった時の職員の安堵とともに、やりがいを実感します。これからも感染対策を通して、ご利用者・職員の健康を守っていけるように努めていきます。